11月12日(月)午後7時~、明日を考える会館において
第20回まちづくり体験型講座を行いました。
今回のテーマは『再生への近道②』です。
まちづくり体験型講座、おかげさまで20回目を迎えました。
その節目の冒頭にふさわしく、
加納事務局長から先日授賞式があった「マニフェスト大賞」の報告がありました。
スライドショーで当日の様子を画像として映しながらの説明でしたが、
及川会長による受賞や挨拶のシーンが出ると、
皆さんの拍手や歓声があがりました。
この受賞もひとえに北海道大学の森先生、アトリエブンクの和田氏のご協力の賜物です。
お二人をはじめご協力いただいている皆様、本当にありがとうございました。
さて、今回のまちづくり体験型講座のテーマは「再生への近道②」ということで、
これまでの講座の内容の復習や振り返りをしながら
・跡地利用のこと
・移転地の建築協定のこと
・小泉地区にふさわしい住宅のモデルプラン
について話し合いました。
跡地利用については、アトリエブンク制作による鳥瞰図を広げながら、
これまでの話し合いで出てきたアイデアを具体的なカタチにするための話し合いを行いました。
いつものように3つのグループに分かれ、最後に発表です。
発表の中で印象的だったのは、この小泉のまちをクルマで通る人たちに
どんな風に見えるかを意識した発言でした。
畑や直売所などの他にも緑や花のきれいなところを作って、
目に留まり、立ち寄ってもらえるようなスペースがほしいという考えは、
とても小泉らしい、大事なことのように思えました。
他にも、川はできるだけ自然に近い状態に戻して
生き物が住めるようにしたいといった意見や、
子ども達の運動場はやはり市内に必要という意見が活発に交わされました。
(現在、体育大会などは一関市まで行って行っているようです。)
次は移転先の建築協定についてです。
これまでの講座での積み重ね、諏訪野の視察で、考えたこと思ったことを一覧にし、
建築協定についていま一度チェックを行いました。
特に大きな変更などはなく、建ぺい率や容積率など細かいことは、
模型などを使っていきながら今後もっと検討が必要であるとの結論になりました。
最後は、小泉地区にふさわしい家についてです。
アトリエブンクの和田氏にご提案いただいたのが、
これまでの話し合いの中から出てきたアイデアに基づいて描かれた、
新たな住まいを想定した8つの間取りのイメージです。
この間取りを全員で見ていただき、人気投票を行いました。
この投票結果を参考に、
小泉地区の皆さんの間取りに対する考えをキチンと確認しながら、
小泉地区が求めているモデルプランを具現化させていくこととなります。
再生小泉地区の理想の家づくりが、この先ますます具体的となることでしょう。
今回のまちづくり体験型講座はこれまでの復習だったり、
目で見ることができるものが多かったせいか、
非常に盛り上がった講座となりました。
だいぶ冷え込む季節になってきましたが、
この熱気が寒さを吹き飛ばすのだと実感できた講座でした。
次回のまちづくり体験型講座はいま現在未定ですので
決まり次第こちらでお知らせします。
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