あれからもうすぐ1年半。
前回の通信から間隔が開いてしまいましたが、
9月3日(月)午後7時より、明日を考える会館(幼稚園となり)において
まちづくり体験型講座が開催されました。
当日の会館内は、虫がいっぱいでリボンハエ取りも大盛況。
それはそうと、小泉の方々の熱心な思いから、会館内は終始熱気に満ちていました。
今回も北海道大学の森先生、アトリエブンクの和田氏に
ご指導をいただきながらの講座です。
前回から少し間隔があったので、これまでのおさらいを含め、
これから進めていく内容についての詳しい説明がありました。
セカンドステージと銘打ったこの先の講座は、
「こうしたい」「ああしたい」を生んだこれまでの講座から
「こうする」「ああする」というように、
決定や決断をしていくことが特徴となりそうです。
全体のスケジュールのお話があった後、
それぞれ決めていくべき項目について説明がありました。
「住戸計画」…移転希望世帯や、全体の計画
「施設計画」…集会所、公民館、商業施設など
「建設計画」…工事施工や資材、建材
「設備計画」…インフラ整備など
「運営計画」…まちなみ維持、建築協定など
についてです。
詳しい内容は割愛しますが、今までのまちづくり体験型講座を経て、
こうしたいと思っていたことは、実際に何をすればよいか、
何を決めていかなければならないかを項目別にしたものです。
参加された皆さんは、今までやってきたことの復習のような感覚だったと思います。
説明に対してうなずいているシーンが多かったのが印象的でした。
さらに移転先だけではなく、跡地の利用についても説明がありました。
自分たちの住まう場所だけではなく、
まち全体の再生、復興へ向けて前を向いています。
他の地区は予算が決まる、担当するコンサルタントの方が決まる、
あとは実際に工事へ…といった流れかと思いますが、
あくまでも小泉地区は住民主体、主導のスタンスでこれからも進んでまいります。
それから「小泉地区の明日をつくる作業所(仮称)」が開設されました。
小泉地区集団移転の作業拠点であり、情報発信基地となる場所です。
こちらについては後日詳しく案内したいと思いますが、
みなさんが気軽に立ち寄れて、情報交換や移転に関する相談などが
できる場所にしたいと考えています。
さて、次回の体験型講座は9月24日(月)を予定しています。
詳しいことは決まり次第お知らせいたします。
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