3月14日(水)午後7時~、明日を考える会館において
開催されました第13回まちづくり体験型講座の様子を
詳しくお伝えします。
今回のテーマは「後世に伝える!」です。
昨日、「全国優良石材の会」のプロジェクトにより、
記憶石が除幕となりましたが、
カタチにとらわれず、小泉地区独自の
慰霊碑、祈念碑とはどういうものかを考えました。
今回は北海道大学の学生さんにも多数ご参加いただき、
まず最初に小泉再生のアイデアを発表していただきながら、
それぞれの案についていつものようにグループに分かれて話し合いました。
それぞれの案にはこれからの小泉地区の
未来のことを思って考えられたものでした。
小泉地区の人々の気持ちがひとつになるように、
または、故人を偲ぶためにカタチにとらわれずに
自由な発想から模型を制作していただきました。
すぐに結論が出るものではありませんので、
震災から1年を経て、小泉地区の皆さんは
後世にも津波の怖さ、恐ろしさを伝えて行きたいという
共通の思いがありました。
学生の皆さんも直接話しをする機会が今までなかったので、
実際に来て、とても貴重な経験になったと話していました。
積極的に意見交換され、あっという間に時間が過ぎていきました。
ここでの意見をまた持ち帰り、学生の皆さんがそれぞれ感じたことを
反映し、今後また小泉に来てくれるようです。
そして今回の講座の最後に、
東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク 宮城の代表、
阿部寛行様より、寄付をいただきました。
皆様の善意に感謝いたします。
どうぞ今後とも温かく見守っていてください。
さて、次回の体験型講座は今月末を予定しています。
詳しくは後日お知らせいたします。
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