2月23日(木)午後7時~、明日を考える会館において
第12回まちづくり体験型講座が開催されました。
当日は春一番?的な強風が吹き荒れていました。
インフルエンザはピークをすぎたようですが、
既設の分かれ目、体調管理には気をつけて過ごしていきたいものです。
明日を考える会館で鎮座しているカエルのぬいぐるみは、
いつもマスクをして予防は万全です(笑)。
さて、今回のテーマは「土地の再生!」です。
悪天候にもかかわらず、通常通り、40名以上の方が参加されました。
北海道大学の森先生と、アトリエブンクの和田氏のご挨拶があった後、
パシフィックコンサルタントの赤木副室長、
国際航業グループの永盛氏が紹介されました。
今後はお二人のご協力も得ながら、国に対しての働きかけなどを
より一層お願いすることが多くなりそうです。
どうぞよろしくお願いします。
今回は、今まで住んでいた地域の跡地の利用について
考えてみました。
アトリエブンクさんに作っていただいた、
素晴らしい画を元に3班に分かれてのグループ討議です。
具体的に、あったらいいと思う施設や、
誰のための、何のために必要かを自由に考えました。
雇用創出の面から、直売所や道の駅のような施設が欲しい。
野菜の加工場があったらどうか。
遊園地やホテルなどのレジャー施設があったらどうか。
また、小泉地区のアクセス面の改善を考えて、
地区外へ行き来するだけでなく、地区内も循環するバスがあったらどうか。
という意見もありました。
それから震災の経験から、
高台への避難道を作りたい、と行った意見も。
慰霊碑や、鎮魂碑のようなモニュメントがあれば、
毎日手を合わせられるようなところに
作りたい…
様々な意見が出ました。
3班それぞれの意見をまとめて、いつものように最後に発表をしました。
ドキュメント映画を作りたいといった意見や、全国レベルの大会やイベントを
誘致したい、自然エネルギーを使ったまちとしてアピールしたい、
総合運動場が近くにないため、子ども達のために作ってあげたい、
サークルやスポーツ団体が、合宿や大会を出来るくらいの施設がほしい…
本当にたくさんの意見が出ました。
みなさんの意見に共通して聞かれたのが、
前よりももっと地区外の人が来たくなるようなところにしたい、
にぎやかにしたいという思いでした。
小泉地区の方々は世界中から注目されている、
「トップランナー小泉」
という意識があるのだと、改めて感じる場面でもありました。
小泉地区には、地区を横切るように2つの川が流れています。
この川には以前、蛍が来ていたようです。
あの日から、まもなく1年が経とうとしています。
集団移転事業が成功すれば、きっと蛍だけでなく、
みなさんの心にもあかりが灯るはずです。
また蛍が来てくれるようなまち、たくさんの人が訪れるまちを作っていきましょう!
次回の体験型講座は未定です。
詳細決まり次第、こちらでお知らせいたします。
また、3月11日に小泉地区で厳かに
イベントの開催を検討中です。こちらも後日発表させていただきます。
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